Both Sides Now
みずすましさんのブログ記事を紹介します。
「幾何学模様のブログ みずすましの図工ノート」の中の、今回特に紹介したい記事は「裁ち合わせの問題 Both Sides Now シリーズ」です。
昨年の暮れから今年の1月にかけて、みずすましさんとメールのやりとりをしながら合作・共作・競作的に取り組んだ裁ち合わせに属する課題の検討結果です。
2010年に INSIDE-OUT series というパズルをつくりました。昨年の11月に、これはまだこのブログでも未紹介のままにしてしまっていますが、INSIDE-OUT がポリオミノ・パズルだったのに対して、同様なコンセプトのポリイアモンド・パズル Outside-In を考案しました。そのパズルを昨年11月と12月にパズル懇話会例会で紹介したところ、それに触発された形でみずすましさんが発想したのが「内外の図形の辺長の比に無理数を含む Inside-Out,Outside-In」という課題。これにはヤラレましたね。「何で自分で思いつけなかったのだろう」と。
さて私は、ポリオミノ・パズルを Inside-Out,それと区別する形でポリイアモンド・パズルの方は Outside-In と命名しました。みずすましさんの課題はその範疇に収まりきれないものなので、別の名前を付けて、これも区別できるようにした方がよいと思い、かねてよりいずれはパズル・タイトルとして使いたいと思っていた Both Sides Now というタイトルを使ってもらうことを提案、これを受け容れてくれてみずすましさんの課題を 「Both Sides Now シリーズ」 と呼ぶことに決まったのでした。
Both Sides Now というのは 日本語では「青春の光と影」とされている Joni Mitchell (ジョニ・ミッチェル)がつく
った歌のタイトルです。
Joni Mitchell-Both Sides Now (The Johnny Cash Show)
http://www.youtube.com/watch?v=8DH70wYWsK0
上は Joni Mitchell 本人の歌唱、でも、この歌については次の Judy Collins (ジュディ・コリンズ)の歌唱の方が私にはなじみ深いものです。
Judy Collins - "Both Sides Now" - Original Hit Version
http://www.youtube.com/watch?v=A7Xm30heHms
歌にまつわる詳しい解説や参考訳詞について、次のサイトも覚書として記載させておいてもらいたいと思います。
http://www.magictrain.biz/wp/?p=10715
http://ameblo.jp/higashiemi/entry-10464558396.html
「Both Sides Now シリーズ」がどのようなものかについては、みずすましさんがスライドシェアにていねいにまとめてくださっているので、そちらをご覧ください。冒頭のブログ記事からもそちらへ飛べますが、ここにもサイト・アドレスを記しておきます。
http://www.slideshare.net/miyoshijunichi/20140118dissection-puzzle-bothsidesnow
その14ページの説明に関連する、先日つくった画像が次のモノです。
みずすましさんには課題の発想でヤラれ、また11ページの正六角形の分割でも後れをとりました。これは、四角形のオーソドックスな変形手法をすっかり忘れてしまって思い返すことができず、いまも検討を続けている正三角形がらみの裁ち合わせで見出した手法にとらわれすぎた結果であると、ちょっと苦しい言い訳をしておきます。
ともあれ二人の検討結果にはベスト解でない(最少ピース数でない)分割があるかも知れず、新たな人の参戦により、よりよい解が得られる可能性はまだまだ十分にあります。そのときはまた悔しい思いをすることになるでしょうが、よりよい解についての興味の方がそれに勝ります。
なお、みずすましさんは、一段落した Both Sides Now の延長線上やその他で新たな裁ち合わせの課題を設定して精力的な取り組みを続けています。その成果もきっといずれ披露してくれることでしょう。
「幾何学模様のブログ みずすましの図工ノート」の中の、今回特に紹介したい記事は「裁ち合わせの問題 Both Sides Now シリーズ」です。
昨年の暮れから今年の1月にかけて、みずすましさんとメールのやりとりをしながら合作・共作・競作的に取り組んだ裁ち合わせに属する課題の検討結果です。
2010年に INSIDE-OUT series というパズルをつくりました。昨年の11月に、これはまだこのブログでも未紹介のままにしてしまっていますが、INSIDE-OUT がポリオミノ・パズルだったのに対して、同様なコンセプトのポリイアモンド・パズル Outside-In を考案しました。そのパズルを昨年11月と12月にパズル懇話会例会で紹介したところ、それに触発された形でみずすましさんが発想したのが「内外の図形の辺長の比に無理数を含む Inside-Out,Outside-In」という課題。これにはヤラレましたね。「何で自分で思いつけなかったのだろう」と。
さて私は、ポリオミノ・パズルを Inside-Out,それと区別する形でポリイアモンド・パズルの方は Outside-In と命名しました。みずすましさんの課題はその範疇に収まりきれないものなので、別の名前を付けて、これも区別できるようにした方がよいと思い、かねてよりいずれはパズル・タイトルとして使いたいと思っていた Both Sides Now というタイトルを使ってもらうことを提案、これを受け容れてくれてみずすましさんの課題を 「Both Sides Now シリーズ」 と呼ぶことに決まったのでした。
Both Sides Now というのは 日本語では「青春の光と影」とされている Joni Mitchell (ジョニ・ミッチェル)がつく
った歌のタイトルです。
Joni Mitchell-Both Sides Now (The Johnny Cash Show)
http://www.youtube.com/watch?v=8DH70wYWsK0
上は Joni Mitchell 本人の歌唱、でも、この歌については次の Judy Collins (ジュディ・コリンズ)の歌唱の方が私にはなじみ深いものです。
Judy Collins - "Both Sides Now" - Original Hit Version
http://www.youtube.com/watch?v=A7Xm30heHms
歌にまつわる詳しい解説や参考訳詞について、次のサイトも覚書として記載させておいてもらいたいと思います。
http://www.magictrain.biz/wp/?p=10715
http://ameblo.jp/higashiemi/entry-10464558396.html
「Both Sides Now シリーズ」がどのようなものかについては、みずすましさんがスライドシェアにていねいにまとめてくださっているので、そちらをご覧ください。冒頭のブログ記事からもそちらへ飛べますが、ここにもサイト・アドレスを記しておきます。
http://www.slideshare.net/miyoshijunichi/20140118dissection-puzzle-bothsidesnow
その14ページの説明に関連する、先日つくった画像が次のモノです。
みずすましさんには課題の発想でヤラれ、また11ページの正六角形の分割でも後れをとりました。これは、四角形のオーソドックスな変形手法をすっかり忘れてしまって思い返すことができず、いまも検討を続けている正三角形がらみの裁ち合わせで見出した手法にとらわれすぎた結果であると、ちょっと苦しい言い訳をしておきます。
ともあれ二人の検討結果にはベスト解でない(最少ピース数でない)分割があるかも知れず、新たな人の参戦により、よりよい解が得られる可能性はまだまだ十分にあります。そのときはまた悔しい思いをすることになるでしょうが、よりよい解についての興味の方がそれに勝ります。
なお、みずすましさんは、一段落した Both Sides Now の延長線上やその他で新たな裁ち合わせの課題を設定して精力的な取り組みを続けています。その成果もきっといずれ披露してくれることでしょう。